こんばんは。エリアルです。
今日は、国内線・短距離路線のフライト移動での、私の香害対処法について、書きます。
搭乗前にすること
チケット購入時に、座席指定する
旅行なり、出張なりで、航空券を購入する際、購入手続きの時に、合わせて、座席も指定してしまいます。
フライトの時間帯や、発着地、クラス、機種、共同運航便かどうかで、も乗客数、混み具合も異なりますし、実際は、当日、蓋を開けてみないとわからないのですが、まず購入時点ですることは、
混雑状況、空席状況の確認
です。
購入時点で、空席が目立ち、ドアサイドの席も選べるほど、閑散としている場合と、
7,8割方埋まっている場合とで、見てみたいと思います。
空いている場合は、ドアサイドの窓際を選びます。
ドア脇ですと、座席前のスペースが広々とし、開けていますから、レッグルームも十二分にあります。また、飛行時間も短いので、長距離国際線のように、エコノミー症候群を防止するために、歩き回ったり、ストレッチしたりする乗客に、目の前に立たれることもありません。
但し、ドアサイドの席に座るには、非常時に、ドアを開けたり、取り外したり、乗客救助のサポートすることに同意しなければなりません。それが重荷、いやだ、無理だ、という方は、NGですので、次の、70-80%埋まっている場合の座席💺をオススメします。
また、ドアサイドの席の、デメリットは、機種によっては、キャビンアテンダントとご対面だったりするので、運悪く、香料バリバリクルーだったりするリスクもあります。
さらに、たとえドアサイドでも、通路側ですと、キャビンアテンダント(CA)や、乗客が頻繁に行き来しますから、香害リスクが高まります。
7、8割方埋まっている場合は、通路側の席にします。
理由は、単純明快で、身動き取りやすいからです。
離陸🛫する前、いや、それ以前に、自分の席の周りの乗客が、搭乗・登場した段階で、香料の臭いの有無を確認できますので、一人でも、隣、前後、斜め前後ろに、香害さんがいれば、満席でなければ、即、座席を移動できるようにするためです。
その上、機体中央部の通路側席を選ぶようにします。
これも、また理由は単純で、機体左右の二人掛け席、又は3人掛け席ですと、窓際、真ん中の席の乗客が出入りするたびに、起きたり、立ち上がったりせずに、済むからです。
搭乗日の前日にすること
再び、航空会社のホームページの予約管理画面に入り、座席変更をクリックすると、購入時に選んだ座席と、その時点での空席を一覧できます。
共同運航便が多い昨今、よほどマイナーな路線でない限り、空席が目立つ便は、あまりないかと思いますが、空いているようなら、最初に選んだ席のままでよいと思います。
一方、自分の席周辺が、混み合っているようでしたら、他に機体中央部の通路側席で、周辺が混み合っていない箇所を探し、もしあれば、そこへ変更します。
ただ、試験の時のように、解答用紙に書いた答えを、見直しの時に、迷った末直して提出してしまった後、やはり直す前の答えが正解だった!なんてことも、席選びの際、起こる可能性もあるので、ヘタに変えない、心配しない方がいいこともあります。ですので、自分の感覚、直感に従うのがいいと思います。
一方、どこも同じように混み合っていれば、そのままにし、当日の状況を見て、対策を打ちます。
搭乗日当日にすること
早めに搭乗する
いざ、当日。ギリギリまで、搭乗したくないという方もいらっしゃると思いますが、搭乗口で、搭乗開始し、自分の搭乗する番が来たら、すぐに乗ります。荷物置き場、状況確認、根回しをするためです。
国内線ですと、飛行時間は、せいぜい1時間半ですし、荷物も少ないので、必要に応じて、ティッシュ、航空性中耳炎防止のための、鼻腔粘膜拡張剤など、すぐに取り出せるように、手荷物は前の座席下に収納することが多いです。
すぐに、 乗務員に事情を伝える
荷物を収納したら、即、近くにいる乗務員に、
・満席かどうか
・化学物質過敏症であること
・座席移動の必要がある可能性があること
を、尋ね、伝えておきます。
搭乗開始直後であれば、機内も混み合っておらず、乗務員にも余裕がありますので、じっくり対応してくれます。混み合い始める前に、搭乗後、すぐにクルーに伝えることが大切です。そのためにも、早めに搭乗しましょう。
自分の席周辺の混雑状況、乗客の、ニオイの有無を確認します。
クルーに事情を説明後、席にもどり、自分の周辺の乗客の香料有無と度合いをチェックします。
香害さんであれば、チェックするまでもなく、搭乗、登場すれば、すぐに許容範囲か否か、判明しますよね。ですから、隣、前後、斜め前後に、一人でも該当する人が現れたら、その時点で、クルーに要移動の旨、伝えます。
そうすれば、全ての乗客が搭乗した段階で、移動可能な席を伝えに来てくれます。その席のところまで、実際に行ってみて、ニオイの有無を確認。もし、OKなら、機体が動き出す前に、移動させてもらいます。
そうすれば、たとえ、短いフライトタイムとはいえ、天と地の差の、心地よい時間を過ごせます。
このタイミングを逃すと、機体が、巡航高度まで、達し、シートベルトサインが消えるまで、我慢しなければならなくなります。
行きはよいよい、帰りは怖い
往路
先日の日帰り出張の際も、往路では、この手順を踏んだおかげで、全体的には、香害度が高かったものの、快適に過ごすことができました。
出発地、羽田空港国内線ターミナルは、午前7時過ぎでも、すでに、芋洗い状態🥔、ごった返していましたが、往路のフライトは、30〜40%、空席でした。
エージェントが手配してくれた航空券の指定座席は、機体中央3人がけ部分の、通路側。プライベートで旅行するときも、身動きしやすい、機体中央部通路側を取るので、よしよし、と思っていました。
ところが、隣に座ったのは、60代と思しき女性2人組。彼女らが、登場するや否や、許容範囲を超える、ケミカル臭😱🤮!
搭乗してすぐ、クルーに、事情を話しておいたおかげで、、機体の扉が閉まった瞬間、空いていた斜め前の、ドアサイドの、窓際席に、速攻で移動させてもらいました!
幸い、昔、昔、緊急脱出訓練を受けていますので、躊躇することなく、その条件に承諾しました。とにかく、一刻も早く、そして、機体が動き出す前に、移動し、機内での香害曝露、という非常事態を回避したかったのです💦
一列斜め前へ、少し離れただけで、まるで別世界✨ 全く、臭わず、隣も空席でした。おかげで、鼻も詰まらず、したがって、着陸時も、鼓膜が詰まることなく、航空性中耳炎で、悲痛な思いもせず、旭川の美景を楽しめました✨
復路
フランス語訛りの強い英語や、南半球英語で、弾丸のようなスピードで発表されたプレゼンテーションなど、盛りだくさん同時通訳後、すぐ、空港へ直行。疲労困憊していたため、往路の時のように、頭が働かず、ぼーっとしていました。
その上、8割方埋まっていたので、登場開始と同時に、あれよあれよと乗客が乗り込み、クルーに伝えそびれてしまいました。通路を挟んだ隣、斜め前後、3人とも香害さんだったのですが、ほぼ全員が搭乗した段階で、申し出ることになってしまいました。
数列前の、バルクヘッド(仕切り壁)に面した、通路側の席なら、移動可といわれ、ニオイをチェックしに行って、問題なかったので、その場で移れると思ったのですが、この時は、なぜか、シートベルト着用サインがオフになるまで、待たされることになってしまいました😭
おかげで、マスクをしても、かなりつらく、鼻も詰まり、鼻血が滲み、着陸時には、両鼓膜とも抜けずに、航空性中耳炎気味になってしまいました😭
まとめ
毎度ながら、なぜ、ここまで、気を遣い、用意周到に、いろいろな場面を想定して、準備、根回ししなければならないのだ??と、理不尽に思いつつ、そうでもしないと、辛い思いするのは自分なので、仕方ありません。
ここまで、いろいろしても、当日にならないと、わかりませんので、ロシアンルーレットのようではありますが、出来る限りのことをするしかありません。
もう一度、おさらいをしますと、
1.エアーチケット購入時に、座席指定も済ます。
2.搭乗日前日に、再度、航空会社のホームページの座席変更画面へ行き、混み具合を確認する。
3.選んだ席界隈が混み合っていれば、空いているエリアがないか、探し、あれば、そこの通路側の席に変更する。
4.当日、早めに搭乗する。
5.すぐに、クルーに事情を説明し、席移動の必要性が出る可能性を伝える。
6.香害さんが近くに登場したら、クルーに合図、搭乗終了と同時に、移動可能な席に案内してもらい、その席が問題なければ、速攻で、移動する。
7.移動可能な席も、香害地帯であれば、少しでも香害が低い方を選ぶしかありません。