こんばんは。エリアルです。
先々週、先週と香害曝露が続き、また、低周波振動による断眠で、クタクタ、疲れを軽減するだけで、週末が終わってしまいました。
ただ、疲れているからといって、運動しないと、さらに身体が鈍り、血液や気の流れが停滞して、疲れるので、またまた香害曝露を覚悟で、二重マスクをして、バレエのレッスンに行ってきました。
出席していた生徒は、7人。うち4名が、移り香害源。例によって、スタジオ全体に、くまなくちらばって、バーについてくれたので、どこへ立っても、同じ状態でした。
ホルムアルデヒドブロック用マスクを持参し忘れたため、花粉症用マスクを2重に重ねて、挑みました。
空調の吹き出し口が、天井に4箇所ほどあり、どこにいても、風下なので、二重マスクの甲斐もなく、いるだけで、どんどん香りを浴びてしまいます。
それでも、毎度ながら、動くことに集中し、なるべく先生だけを注視するよう、努めました。
そうこうしながら、約1時間経ったところで、なんと、ゴキブリがどこからともなく登場。スタジオの角を、音も立てずに、移動している姿を、余すことなく揮発臭を揮発している、一人の生徒が見つけました。
ほぼ、それと同時に、奇声をあげたかと思うと、他の生徒たちたちも、一斉に、大騒ぎし始めたのです!個人的には、いい大人が、集ってキャーキャー騒ぐ様子のほうが、よほど怖かったのですが・・・
先生は、男性でしたが、どうも先生も、ゴキブリ苦手らしく・・・
私としては、放っておけばいいのに・・と思ったのですが、レッスンが完全停止してしまいました。騒いでいた生徒の一人が、ロッカーの上に置いてあった殺虫剤を、すかさず見つけ、なんと、ものすごい勢いで、撒き始めたのです涙涙涙
ゴキブリに命中させることなく、やたらめったら撒きまくっているので、スタジオ内に、殺虫剤の臭いが、充満し、とんでもないことになりました。
私は、ホームレスになる前、まだマンションで一人住まいできていた頃、めったにゴキブリには遭遇しませんでした。それに、殺虫剤なるものも、置いてありませんでした。
稀に、登場した時には、ゴキブリ対策専用に買ってあった、食器用洗浄液を、ゴキブリにめがけてかけていました。そうすると、たちまち、へなってきて、動きが緩慢になります。そんな状態になったゴキブリを、古紙やチラシなど、不要な厚紙で、叩き、お陀仏させていただいてから、その紙に包んで、捨てていました。
そうです、食器用洗浄液で、ゴキブリは、お亡くなりになるのです。界面活性剤も、ゴキブリを殺めることもできるほど、強力なのです。殺虫剤など、撒く人の健康にも悪影響を及ぼすようなものを撒かなくても、退治できます。
そんなわけで、既に、香料の臭いが充満しているところに、殺虫剤の有害成分が加わり、私もゴキブリと一緒に生き絶えそうになりました。
でも、それ以上、いたずらに撒かれては、本当にまずい!!!と、危機感を感じ、
私が率先して、ゴキブリを処分しました。「ごめんね・・・」と内心、つぶやきながら・・・その時、ゴキブリに同情し、いや、仲間意識すら抱いていました。
ゴキブリは、音も立てず、他の生物に危害を加えるような臭いを放つこともなく、ただ、通行していただけです。その場にいた、香料揮発マシーンのような人々のほうが、よほど、恐ろしく、退散していただきたい、と思ったのは、私だけだったでしょう・・・
一件落着する頃には、もはや、先生の指示だけにに集中することすら難しいほど、臭すぎて、よほど、途中で、帰ろうかと思いました。が、せっかく、バーレッスンで身体が温まり、センターをする準備ができたところで、帰るのはくやしい!と、我慢して、最後まで残りました。
ですが、やはり、頭痛、眩暈で、くらくらし、バランスを取るどころではなく、ピルエットも、普段以上に、めちゃくちゃ。レッスン後も、頭がぐるぐる回って、その日1日、何をするにも、身が入りませんでした。
ゴキブリと、何かと公害(香害)をおこす人間と、 どちらの方が、怖いだろう・・・と真剣に考えさせられる、命がけの、すったもんだのバレエレッスンでした。