きれいな空気を求めてー地球横断中💋

きれいな空気を探して、地球上を彷徨中。真の健やかさとは?真の豊かさとは?について、感じることを、徒然なるままに綴っています。

においと嗅覚について

こんばんは。エリアルです.



高温多湿が続くと、動きも思考も緩慢になりますね。



その上、環境中のニオイの揮発も強まり、とりわけ、敏感体質にとって、チャレンジングな時季がやってきました。




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このブログは、においと嗅覚について、書いています。




あるにおいを嗅いだ途端に、ある感情が強烈に込み上げてきたり、ある記憶が鮮明によみがえったりした経験がありませんか。




たとえば、あるお香の香りがすると、おばあちゃんのことを思い出し、懐かしくなったり、




エンジンオイルのにおいがすると、子どもの頃、お父さんが車の点検をしていた時のことをを思い出したりするかもしれません。





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よい思い出にまつわる香りには、「懐かしい」「心地よい」「魅力的」、、、といった、プラス感情が湧きます。




逆に、つらかったり、苦しかった思い出にまつわるニオイには、「嫌悪感」や、「怒り」、「悲しみ」、、、といったマイナス感情が伴います。





嗅覚のしくみ



嗅覚は、五感の中でもユニークな感覚です。




なぜなら、五感のうち、嗅覚以外の感覚、すなわち、視覚、聴覚、味覚、触覚でキャッチされる情報は、まず、「視床」に伝わります。




視床は、中継ステーションのような役割を果たしていて、送られてきた感覚データを、それぞれの感覚が処理される、脳の他の部位へと送信します。そうして、初めて、感覚として、知覚されます。




ところが、嗅覚がとらえる、においだけは、視床を通らず、直接、脳の感情・記憶センターである、辺縁系の「扁桃体」へと送られるのです。




鼻腔の中の細胞は、環境中のにおいを感知し、また、喉の上部にある、細胞群は、口に入れた食物のにおいを感知します。




すると、それらのにおい情報は、直接、「扁桃体」へ伝わります。




においと、感情・記憶の深い関係


扁桃体は、



・記憶
・意思決定
・感情的反応


をつかさどります。




におい情報は、この「感情・記憶センター」へ、直行するのです。




なぜ嗅覚情報だけ、視床を経由しないのかについては、まだ解明されていないようですが、



個人的には、これは、人類が進化の過程で、危険から身を守るため、燃え盛る火から出る煙、腐った食べ物、毒性のある気体など、身に危険なにおいを、いち早くキャッチするためでは、と思っています。



いずれにせよ、におい情報は、脳の「感情・記憶センター」に直ちに伝わるだけに、体験や感情に関連づけられたかたちで、強く記憶されます。



ですので、何年も経った後でも、同じにおいや香りを嗅ぐと、その時の記憶が、瞬時に、鮮明に、よみがえるのです。




同じにおいでも、感じ方は、人それぞれ



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においにも、味や音のように「快い」「いい」においと、「不快」「いや」なにおいと、あります。




「いい」においがすると、「幸せホルモン」である、セロトニン系が活性化され、心身にさまざまなプラス効果があります。





一方、「いや」なにおい、がすると、ドーパミン系が活性化され、「闘うか逃げるか?!」の、非常事態モードになり、心身が緊張します。




いい「におい」は、「匂い」、いやな「ニオイ」は「臭い」と、書き分けられていますね。




ただ、同じ「におい」でも、人によって感じ方、受け止め方が異なり、また、その時の体験や、心理状態で、「快い」と受け止める場合もあれば、そうでない場合もあります




ですから、単純に、このにおいは、みんなにとって「いい」におい、このにおいは、みんなにとって「いや」なにおい、というわけには行きません。




たとえば、ユリの花の香りを、「(芳しい)かぐわしい」と感じる人もいれば、花粉でアレルギーを起こすので「離れなきゃ」、と身構える人もいます。




一般的に「美味しそう」と感じる、カレーやラーメンのにおいも、子どもの頃、カレーを食べて、お腹を壊して以来、食べられなくなった、、なんていう人もいるかもしれません。




ある香水を身につけると、エレガントで、リッチな気分になる、という人もいれば、同じ香水の香りで、めまいがし、気持ち悪くなる…という人もいます。




このように、自分にとって心地よい香りが、他の人にとっては、そうでもないこともあります。




さらには、好き嫌いを超え、体調にも影響が及ぶこともあります。




お気に入りの香料を、ふんだんに身に着けながら、仕事やレストランや美術館などに出かけると、その香りで体調を崩す人がいる可能性もあります




自分のお気に入りの柔軟剤や洗剤やシャンプーの香りが、ひょっとしたら、同僚や上司、友人や家族、通りすがりの他人の体調に影響を及ぼしている可能性もあるのです。



まとめ



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このように、においは、五感の他の感覚と違い、いち早くキャッチされ、感情や体験と紐づけられて、深く記憶されます




また、同じにおいでも、感じ方は人それぞれ、異なります。また、においへの感度も、ちがいます




そんな、においと嗅覚の性質を頭の片隅にとどめながら、だれもが快適で、ヘルシーに過ごせるよう、お互いに気配りができれば、夏バテや、熱中症なども、軽くなるかもしれません




また、職場や、学校、コミュニティでの人間関係もよくなり、職場の能率が上がり、学校に通う生徒たちの集中力、学習能力が高まるかもしれません。




何事も、過ぎたるは及ばざるがごとし、中庸、が、ベストなのかもしれません。




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